日本人の美意識、健康意識について語ってみたいと思う。
日本ではオッサンオバサンは性的価値がゼロであると見られることが多い。何故かというと、腰が悪くて膝が前に出ていたり、腹が出て手足の細い餓鬼のような体型で糖尿病一歩手前だったり、アバラが浮いていて脚がビール瓶より細かったりするからである。
私がそれを指摘すると彼らは決まってこう答える。
「別に、生きていくのに支障はない。」
この一言に大多数の日本人の健康感、美的感覚が現れていると思う。
例えば、病院に行っても「日常生活に支障が出ない」範囲までしか直してくれない。
マイナスからゼロにするのは大得意だが、ゼロをプラスにすることは全くもって遅れている。それが日本という国だ。
歯医者なんて典型的ではなかろうか。虫歯の治療はするが、虫歯にならない口腔を作ることは全然やろうとしない。
ではそんな彼らの理想系とはなんなのだろうか。
彼らは必要最低限さえあればいいのだ。極論を言うと、彼らは下半身がなくても構わないのだ。指が最低限動けばいい。腕も5kgくらいのトルクが出せればそれでいいのだ。
日常生活、すなわち食って飲めて見ることが出来れば良いというわけである。
もっと言うならば、眼球と脳さえあればそれでいいのかもしれない。
そんな馬鹿な!と反論する人のために上に写真を載せておいた。障害者でもないのにこんな恥ずかしい姿で堂々と外出するなんて、通常の神経ではありえない。これこそ日本人の美的感覚、健康意識を表しているいい証拠だと言えよう。
Comment feed