イスラム文化が嫌われる理由の一つに、どこでもかしこでもアラビア半島風の建築物を作り、風景を台無しにしてしまうというのがある。そこで内田派のモスクはなるべく現地の建築様式に合わせたものにする。
日本でも幸福の科学などが周りの景観に全く考慮していない宗教施設を作ったりしているが、ああいうのが顰蹙の元である。周りが近代的な和洋折衷な建築なら、同じような造りのモスクを作ればいいだけの話である。
この際、ミナレットはなるべく目立たないように設計される。また合理性を重んじる内田派ではオドの際にどうせなら全身洗ってしまえ、という事でモスクにスパが併設される。オドの際に湯船に浸かる事によって内田派のムスリムはより強い一体感を得る事が出来る。このスパは喜捨によって運営され、また食いっぱぐれ達はこのモスクの清掃及びスパの清掃、運営によって日々の糧を得る。
 マスジトの床が絨毯だというのも合理的ではない。高温多湿の国では病原菌主に水虫の巣窟になってしまうし、実際足臭いモスクが多い。せっかくオドで身体を清めたのに礼拝中に汚れてしまってはオドの意味がなくなる。
 よって日本ならば畳、ヨーロッパならばタイル、砂漠地帯では絨毯、とフレキシブルに対応していくべきである。

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