内田貴洋王国は死刑制度反対である。これまでこのブログを読んできた諸兄には意外に思う人が多々いるかもしれない。散々過激な事を言っておいて人権家気取りかよ、と。
だが俺王国が死刑制度に反対なのは冤罪防止のためである。古来より施政者側は都合の悪い事実の隠蔽のために冤罪を着せ人々を殺してきた。最近の例で有名なのはソビエト連邦のスターリンの粛清であろう。また実際この私自身が散々冤罪で嫌な思いをしてきたというのも決定的な理由だ。死人に口無しとは本当に良く言ったもので冤罪で殺されてしまえば歴史はいくらでも修正できてしまう。
第二に死ぬ程度で罪を償おうなんて甘いという考えがある。例えば人を殺したヤツが居るとする。こいつを死刑にして殺す。結果として残ったのは二人の死体だけであり何の生産性もない。誰も得しないのだ。これはLOSE-LOSEの関係である。施政者も含めてLOSE-LOSE-LOSEである。これでは意味がない。
死刑の代わりに賠償をするのが俺王国の刑罰となる。具体的には人体実験に使われる代わりに報酬が被害者または遺族の元へ行くだとか、永遠と強制労働で死ぬ事も許されないだとかそういう類である。勿論ハンムラビ法典から脈々と受け継がれているシャリーアの中にある復讐法を取っても良い。自分で殺すなら死刑も認められる。以上内田貴洋の王国教示。
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