内田貴洋王国は基本的に芸能人というものを認めていない。何故ならどこの国でも芸能というものは売春の巣窟になるからである。女ならスポンサーに枕営業、男も同じ。しかも男の場合はゲイ売春の懸念もある。或いはゲイコミュニティーが出来上がりマイノリティーとして団結力を持ち、業界を牛耳るなんて事もある。実はこのゲイ問題は日本よりも諸外国のほうが根深い問題となっている。また、芸能人そのものが個人崇拝の側面を持っている。人々は芸能人をまるで神のように扱い、自分との間に上下関係を作る。しまいには「誰が言っているか」が「何を言っているか」より重要になってしまう。

 このような傾向はイスラムの精神と大きく離れているばかりか、男も女も売春の生き方に憧れるようになってしまう。現に先進諸国の歌手やアイドルなどは服装が売春婦、男娼。生き方も売春婦、男娼そのものである。またアメリカの音楽シーンを見てわかる通り、デビュー当時は普通にしていても次第に売れないからという事で目立つためにどんどん売春的行為に手を染めていく。そして人々はそれを模倣し、結果として人生を失敗させる。

 このような事はあってはならない。商業主義のメディアと売れれば何でもありという売春産業を押さえ込むために、内田貴洋王国ではアイドル商売、ドラマ、映画などは一切放映させない。許可される娯楽はCG制かアニメーションのみである。よって芸能界というものは存在しない。また芸能界が発達すると国民が三流ゴシップしか見なくなり、ニュースを見なくなる。芸能界の発達と国民の知能は反比例する。よって内田貴洋王国は芸能人を認めない。

 尚、ミュージシャンはメディアに出る事が出来るが、顔を見せていいのは男だけである。女のミュージシャンは顔及び肌を露出してはならない。女はいくら才能があろうと顔の良し悪しで評価されてしまうからである。これは何も男からだけではない。むしろ女のほうが女を外見で評価する。そして女達は実力で勝負する事を辞め、見た目ばかり競うようになる。レバノンの女のミュージシャンを見ていればわかるだろう。音楽については次回詳しく述べる。

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