内田貴洋はゴミを嫌い、合理的な物事の処理を好む。この内田貴洋も時たま家事をするのであるが、ハウスキーピングを営むにあたってエアコンプレッサーがあれば便利なのではないかと思った。
エアコンプレッサーがあれば食器の水分飛ばし、料理の際のまな板、包丁、鍋の掃除、水周り、トイレ、風呂の掃除、家具の埃取りなどすべてに利用する事ができる。そして工具を先端に付ければ日曜大工品に早代わりだ。こんな便利なものはない。
布巾だの雑巾だのを使うよりずっと清潔である。だがしかしこれを使うためには家の中に空気の淀みができないように、またすべての床から最終的に外へとゴミが飛んでいくようにあらかじめ造りこみを変えておかねばならない。掃除機の吸い込むというのとは逆の発想である。すべてを吹き飛ばすのだ。このエアコンプレッサー家事法はすべての主婦業に革命をもたらす。チマチマと地味な作業からダイナミックで派手な仕事へと変貌するのだ。
内田貴洋王国では、エアコンプレッサーの排出口のひとつをキッチンに置くのがデフォルトである。以上世界で最も神に近い男、内田貴洋の華麗なる家事。
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