俺王国は男女比1:2を目指す。これはより良い子孫繁栄のためである。まことに残念ながら、この内田貴洋が見てきた限り、女の半数は出来損ないとなる。どんなに良質な教育を施しても、男と違って女は一度の失敗で人生が駄目になってしまうからだ。
出来損ないを母に持つとまともな子供が育たず、社会が退廃していくこととなる。が、実質上新生児の割合は1.15:1くらいで男のほうが多くなる。医療設備が整っていなかった古代ー中世においては男児は4歳以内の死亡率が70%を超えていたため、これでもまともな社会が維持できたのだ。しかしもともと生物として人間は男女比が同じになるように設計されてはいない。男余りになった結果、女の性的価値が向上し、その上にあぐらをかいて使い捨て売春婦のような人生を歩みつつ、ちゃっかりガキを産み落とすアダルトチルドレンが増えた。これは大変よろしくない。
内田貴洋王国はこの事態を打開するために、国立の孤児院を運営する。新生児の男児の倍の数から女児の数を引き、その数の孤児を世界各国から集める。内田貴洋王国王立孤児院に入るために様々な審査がある。難病の遺伝子はもちろん、糖尿病や血管系、若ハゲや低身長の遺伝子は取り除かれる。この孤児院は税金で運営され、この孤児院出身の女児達の父親はこの内田貴洋になる。教養、スポーツ、マナー、家事すべてをパーフェクトにこなす俺王国の規範となるべき女が大量に生産され、我が国の未来を担う若者へと嫁いでいく。こうすることによってこの内田貴洋は国内の優秀な人材の義父となり、我が国の結束はますます固くなっていくのである。
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