愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというが、むしろ歴史を知れば勝手に賢者になり、学ばなければ馬鹿で終わる、という言い方のほうが正しい。どんな高学歴でも、どんなに難関な資格を持っていようとも歴史を知らない人間は例外なく馬鹿な生き方をしている。歴史というのは先例であるのだ。
そして歴史は宗教、地理などとも深く結びついているものであり、その人間が馬鹿かどうかはこれで容易に見分けがつく。宗教に触れるのは遺恨が残る喧嘩に発展する可能性があるのでやめておくとして、もし貴方が他人が馬鹿かどうか知りたいなら世界地図を描かせてみることである。
少なくともインド中国ドイツイギリススペインスカンジナビアブラジルアルゼンチンスーダンナイジェリアあたりの位置はちゃんと描けないと人間失格である。
尚私の経験上、書けなかった人間は100%思慮が浅い人間であった。
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