発展途上国にありがちなのが、出世して権力を握ったら、今まで自分達がやられていた恨みを晴らすが如く専横し、汚職を働きまくるというものである。公的機関は勿論、営利団体、会社内でもこのような事が見られる。
こういう事を馬鹿にする日本人は多いが、では我々日本はどうなのであろうか。私は正直言って変わらないと思っている。単にそれが社会における役職というものではなく、所謂先輩後輩に置き換わっているだけである。
先輩に対しては敬語を絶対使わなければならない、などと息巻いている糞に理由を聞くと、最終的には「自分達がそうしていたから、そうされていたから」という答えが返ってくる。数々の理不尽な行いに黙って従わせるのも問い詰めると同じ答えを返してくる。これと発展途上国の問題と一体何が違うというのか。
もし発展途上国の役人や、会社内での役員の振る舞いなどに苦言を呈している日本人がいるならば、そいつはすぐに敬語だとかしきたりだとかそんなくだらないものを辞めるべきである。でなければそれはダブルスタンダードと呼ばれる。
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