» 男女論のブログ記事

 久々の投稿である。これまで散々語ってきたビッチスパイラル(ビッチの子供はビッチにしかならず、ゲトー社会を構成する事)が遂に現実となって我々の前に現れた。

 今この原稿を書いているのは2010年の3月。最近、AV女優にやたらとハーフが目立つようになってきた。そこで内田貴洋は考える。何故こいつら、通訳とかのまともな仕事に就かないでAVなんてやっているのだろうか、と。

 その理由は単純なものであった。彼女らはバイリンガルではなかったのである。ビッチスイーツの生き方、のエントリで書いたが、散々遊んできたビッチスイーツどもはある年齢に達すると日本人に相手にされなくなり、外国人と付き合うようになる。だがほとんどの場合外国人にとって日本人のビッチスイーツなど遊びであり、子供が出来ちゃったから仕方なく入籍、のようなパターンが多いのである。当然、結婚生活はうまくいくはずもなく、破綻する。ある種の統計によると外国人夫と日本人妻の夫婦の離婚率は8割にも上るらしい。或いは純朴な外人を日本のビッチスイーツが騙して出来ちゃった結婚し、後でビッチスイーツのどうしようもなさに気づいた外人夫が彼女らを捨てるのかもしれない。

 どちらにせよ放り出されたビッチスイーツにまともな母性など残っているわけがない。子供をまともに教育などできないし、逆に子供にタカるようになる。たいていの場合、男の子は犯罪者になり、女の子は売春婦になる。これはタイのパターンとよく似ている。今現在AV女優になっている女どもは20前後、その母親どもは45-55歳くらいであろう。丁度バブルの時に売れ残りになっていたのがモロに母親になっているというワケだ。外国の男どもに国ごとファックされている、とでも表現しようか。貞操教育と真の家庭愛を教えなかった結果がこのザマである。そして、このハーフのビッチスイーツどもは再びビッチスイーツを産む。日本は土人国家に成り下がった。なんと悲しきビッチスパイラル・・・

 フェミニズムという思想によって男女の性差を無くそうとし、男女間に深い溝が出来ていることはこれまで散々語った。ではこのままジェンダーフリーが加速していくとどうなるのか。世界で最も神に近い男、内田貴洋がこのテーマに挑む!

 まずジェンダーフリーを推奨していくと、旧来の性差に基づいた社会が一番である、と主張するグループ、男社会が至高であると主張するグループ、女社会が至高であると主張するグループ、そしてジェンダーフリーをそのまま推進するグループに分かれる。これらがそれぞれ分裂独立し、世界中の国家というものが今よりももっと複雑な形をとるようになる。さて、ここまでは様々な方が予想した範囲である。現に某漫画などでもこの様子は描かれている。

 内田貴洋はここから更に駒を進める。このそれぞれの世界がどのように成長していくかを啓示する。

★旧来の性差に基づいた社会が一番である、と主張するグループ

 このグループはイスラームである。社会的生産性と、全体的幸福度はこのグループが4グループ中トップになる。1300年もこの社会構造を保っているのだから、今後もこれが揺らぐことはない。

★ジェンダーフリーをそのまま推進するグループ

 このグループはとにかく徹底して男女を意識させるものを排除しようとする。男には女性ホルモンが打たれ、女には男性ホルモンが打たれる。長髪は禁止、服装も統一される。個性はすべて奪い取られ、家庭を持つことは許されない。なぜなら家庭内での役割の差がそのまま性差に繋がるからだ。ありとあらゆる家庭内の機能が外部に委託され、複雑な分業システムが出来上がる。例えば女の子宮を子育てに使うことは許されず、すべて人工授精で人工胎盤で育てられる。子供が家庭に預けられることはなく、すべて公的機関で育てられる。もちろんそれを維持するのは税金なので膨大なコストがかかる。人々は個人で生活をし、生活の上の行動をほとんど外部社会に委ねる事になる。食事は外食、健康管理も外部、精神衛生も外部に見てもらう。現代社会で言うと共産主義圏の人々の精神状態がこれに最も近い。

★男社会が至高であると主張するグループ

 このグループは女に一切権限を与えない。女に文化すら与えない。女は言葉を発しなくても良いとする。つまり人権を与えないのだ。男のみで社会が運営され、女は生まれた時から人間牧場へと放り込まれる。DNA操作によって美女ばかりを生産する人間牧場が出来たりもする。男は金が余ったら適当に牧場に行って女を選んで買い、ペット感覚で家庭で飼う。適当に子供をこしらえて2年程度で子供が乳離れしたらその女は殺してしまう。子供が女児なら牧場へ売り、男児なら自分で育てる。女は正に産む機械としてのみ扱われる事になる。

 そういえばこのような社会は実在したのである。隣の国、中国がそうである。中国は歴史上炊事洗濯家事育児すべて男の仕事である。家庭内で仕事をさせないという事は、裏を返せば何の権力も与えないという事である。この内田貴洋が中国にいた時、周囲の日本人女は「中国の女は楽でいいなー」などとのたまっていたが、物事を深く考えればこのカラクリに気づくはずである。実際中国では、男の浮気率が半端なく、中国男は愛人を作る確立が世界一高い。女が金を稼げなくなれば用なしなので即離婚である。女は子供を産む機械で、夫婦別性なのも女は永遠にその父親の娘という意識から成り立っているものである。纏足という習慣にこの文化が集約されている。女は性愛玩動物扱いだったので何も出来なくても良かったのである。

★女社会が至高であると主張するグループ

 このグループは男には一切権限を与えない。女は気に入った男がいれば恋愛同棲して子供を作り、しばらくしたら飽きて別の男とまた恋愛に陥る。但しこのグループが上記のグループと違うのは、女は頭脳明晰な男の遺伝子が欲しいので言語や文化をきちんと男に教えるという点である。女は容姿の優れた男としか子作りをしないので、自然淘汰でこのグループの人間の美貌は凄まじいものになる。だがしかし、社会としては女がたとえ妊娠中であろうと社会的義務を負うので、生産性はかなり低下する。どんなにつらい時も男に頼ることは出来ず、むしろ反対に男の面倒を見なければならない。またこのグループは他のグループと比べると戦闘能力が著しく低い。

 古代ギリシャ時代の黒海沿岸にアマゾーンと呼ばれる部族があって、そこではこのような女権社会が構成されていたようだ。また、現代でも中国のどっかの少数民族の村は女権社会である。トラック諸島などのミクロネシアにも一部女権社会は残っている。しかしいずれも生産性がひどく悪いので、徐々に社会秩序が変わってしまっているようだ。

 以上内田貴洋の最も神に近い言葉。

 前回のエントリの続編である。前回フェミニズムを回避してきた文化圏は未だにドンパチ戦争を続けている国、共産主義圏、そしてイスラームである事を述べた。未だにドンパチ戦争を続けている国家は平和になればフェミニズムの危機に忽ち晒される。共産主義国家は単に女が男化しているだけで根本的な性差解決になっていない。実質離婚率はうなぎ登りで治安は悪化し続けている。つまり本当にアンチフェミニズムに成功しているのはイスラームだけなのだ。今回はこのイスラームについてアンチフェミニズムの立場から言及してみたい。

 ・預言者ムハンマド

 イスラームという宗教は西暦610年にメッカでムハンマドという偉大な男によって創立された。このムハンマドという人は物凄い苦労人である。父は生まれる前に死に、6歳で母も亡くなった。孤児となったムハンマドは自分の親族を頼り、時に後家の援助を受けながら商人として大成していく。25歳の時、彼はスポンサーの未亡人の一人、40歳のハディージャと結婚する。誤解を恐れずに書くならば、彼は要するにヒモだったのである。だがムハンマドはとても誠実な人間であった。相手が15歳も年上しかも前夫が二人という女としては致命的なマイナスを負っているにも関わらず、彼は精一杯ハディージゃを愛した。ムハンマドは彼女との間に2男4女をもうけるが、男子は2人とも成人せずに死んだ。

 そしてムハンマドはメッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想に耽る事となる。瞑想というよりは、この世の不条理に対する怒り、そしてどうすれば皆がよりよい生活を送る社会システムが作れるかを考えていたのである。彼は幼少の頃から一人身であり、寂しい思いをしたため家族愛にはとりわけ深い執着を見せた。彼の思想はそのほとんどが家庭の充足に帰結する。

 当時のメッカは様々な遊牧民の交易オアシス都市であり、メッカのカーバ神殿にはそれぞれ色んな民族が信仰するいろんな宗教の神様の像が奉られていた。それぞれの部族はジャーヒリーヤ精神と呼ばれる不服従の唯我独尊精神を持っており、そのためメッカの治安は世界史上類を見ない最悪なモノであった。暴力と嘘、癒着と腐敗、権力者による搾取、弱き者は護られず売春と強盗に身を投じ、憎しみの連鎖による報復合戦…カネと権力と売春の都市。男を見たら敵だと思い、女を見たら売春婦だと思え、という状況である。おやなんだかどこかで聞いたような社会である。そう、現代日本はこれに近い状況になりつつある。

 よくイスラム教は時代遅れであるとか、思想として遅れているという意見を耳にするが、実は現代社会に起こっているような精神的秩序の崩壊はムハンマドがとっくの昔に経験している事なのである。人間は生まれつき欲深く、放っておけば楽なほう楽な方に流れる。ロクに教育も施さずに人間を放置しておく人は拝金主義に走り、男は暴力、女は売春に走るという事は人類が始まってから何度も繰り返されてきた事実なのである。ユダヤ教、キリスト教発生時の社会も全く似たような状態であり、秩序が崩壊した社会に於いてモラルを求める人間達が宗教を作り出すという構図は古今東西共通なのである。

 これまでもこのアブラハムの宗教(一神教)には数多くの預言者がいたが、どの預言者も理想論を説くだけであった。例えばイエス・キリストは「汝の隣人を愛せ」とは言ったが、ただその理念を言うだけで実践するための教えは説かなかった。一方ムハンマドは商人でアラブ人である。アラブ人という民族は理念よりも目の前の現実をどう解決するかに重きを置く習性がある。イスラームはそんなアラブ人の商人が考え出した宗教理念である。これまでの一神教とは一線を画す、現実性と合理性をひたすらに追求したモノであった。ムハンマドは人の世に常にまとわりつくモラル低下の問題に真っ向から立ち向かい、そして合理的な解決方法を発明した先駆者なのである。実際メッカの人々は、メディナから帰還したムハンマド一行のモラルの素晴らしさに感激し、次々と改宗したのである。

 ・イスラームは男尊女卑か

 答えはノーである。ムハンマドが自身がヒモだったため、その教義は限りなく女に優しく配慮したものとなっている。女の保護と教育に関して、他の宗教の無責任っぷりとは大違いである。また最初の妻ハディージャが人格者だったためだろう、他の宗教のように女は下等などとは考えていない。実はユダヤ教もキリスト教もすさまじい男尊女卑で、聖書に女の名前はほとんど出てこない。ヒンドゥー教の最下層民は女児を生き埋めにするし、仏教も女を不浄として扱っている。おそらく教祖の傍にロクな女がいなかったせいであろう。

 例えばイスラームの女と言えば皆が思い浮かべるのはチャードルやブルカによって全身の露出を隠した服装だろう。フェミニズム諸国の感情的な女に限ってあれを女性差別だの抑圧だのと糾弾するがよく考えてみてほしい。まず根本としてムハンマドは女の性的魅力が男の性的魅力を大きく上回ると述べている。また男の性欲は女よりも抑えがたいものであるとも述べている。つまり性差を認めている。よって双方が空身の状態では男に性欲を抑えよといっても無理が生じ、性的魅力の高い女に男が殺到し、女自身の活動に制限がかかるばかりか、社会が女の容姿によって差別を計ることが頻繁に起こるようになるし、その結果女が外見を磨くことばかりに夢中になって中身を磨かなくなるので女は身を隠すべきである、としている。男は暴力を封じ、女が自己の性的魅力をさらけ出す事を封じることで真の男女平等が実現すると述べている。現代日本を省みるに、全く以ってムハンマドの言ってる事は正当であると言える。

 またイスラム社会では財産の相続権が女にある。親の社会的地位は男が引き継ぐが財産は女が引き継ぐのだ。それを加味した上で、性生活の不満を理由に女から離婚申し立てができるという。離婚に関しては結婚前から離婚時の財産分与に関して取り決めがあり、妻の経済的な保障があらかじめ為されている。更に不倫が死刑になる点などからイスラム教が「妻」という存在をいかに大事に扱っているかが判る。

 イスラームの根本は家族主義であり、男女共に立派な家庭を築くことが義務とされる。男はよき父であり、女はよき母であるべきことを自覚しなければならない。もちろんこれは未婚の時から堅く心の中に誓っておくべき事柄であり、将来の夫/妻に対して申し訳が立たない事態にならぬよう、自分の身の振り方を制限する。健全な家庭を築くために男女はその性差を理解するべきで、正しい男女の役割を果たさねば健全な家庭が形成されず、子孫が繁栄しなくなるという。子供にとって父親という存在より母親という存在のほうが大事なので、母親になるべき女のほうが制約が多いのは当然であるが、女が正しく身の振り方を制限できるように男が社会をきちんと構築管理すべきである、とムハンマドは述べる。アメリカや北欧、そして日本などの女が母であることを放棄した社会を見ていると、このムハンマドの教えに同意せざるを得ない。
 
 多くの宗教が理想論を述べるだけなのに対し、イスラームはどうすれば現実的に問題が解決できるかに取り組んだ。結果としてイスラム諸国は男女の平均寿命がほぼ同じになった。対して殆どの国では女のほうが平均寿命が長い。それはそれだけ男のほうが苦労しているからである。フェミニズムの弊害である。

 ・世界はフェミニズムVSイスラームへ

 この内田貴洋は現代の世界情勢がフェミニズムVSアンチフェミニズムの動きになってきていると読む。日本でも起こっていることだが、フェミニスト達はマスメディアを占領し、ひたすら男に自分達女が特権階級で男は奴隷階級なのだとプロパガンダを飛ばしている。だが中東に深く根付いた真の男女平等であるイスラームからは、「何言ってんだこいつら頭大丈夫か?」としか思われない。そしてイスラームはフェミニスト達の言い分をすべて論破してしまう結果を持っている。これはフェミニストにとっては脅威である。だからフェミニスト達はイスラームを敵視して潰そうとやっきになっている。

 だが日本で女性バブルが崩壊したのと同様、世界中の男達もそんなに馬鹿ではない。徐々にフェミニズム社会の過ちに気づいている。気づかないで突っ走ってしまったのはスウェーデンとフランスくらいである。世界中の賢い男諸君、貴殿らは自国の糞フェミ女など相手にしなくて良い。今すぐムスリムに改宗して共により良い世界を作ろうではないか。現時点ではそれがフェミニズムの暴走を防ぐ最も有効な手段である。

 あるアメリカ兵がイラクで自爆テロに会い、大怪我をした。自爆テロの犯人は女で、夫をアメリカ兵に殺された復讐であった。アメリカ兵が足を失い戦闘不能になったので帰国すると、妻は浮気していた。「妻を放っておく夫に原因がある」と妻に言われ、不貞は夫が原因であるとされた。更に障害者になってしまったアメリカ兵を疎ましく思った妻は夫に離婚を申し立てた。理不尽な理由であったが認められ、アメリカ兵は妻に慰謝料を支払い離婚した。この時、アメリカ兵は一体何を思うだろうか。自分は何のために戦ったのかと疑問に思うであろう。

 

 今世界はフェミニズムの脅威に晒されている。フェミニズム思想とは、女は女であるというだけで男より価値があり、敬われるべきだという堕落の思想である。何故このような事態が起こりえたのかというと、それはセックスにおける男女の需要供給に差があるからであり、またセックスは人間の本能に直接結びついていて人生と切り離せないからである。そして殆どすべての人間は男女問わず性欲の奴隷となるからである。

 ここにセックスのコストを計算したデータがある。

http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/26941044.html

 これによると、女は15-30歳までがセックス資源と為り得るのに対し、男は15-60歳までがセックス資源になり、女が圧倒的供給過多で、男は慢性的なセックス資源不足に悩まされている、という事である。
これを更に緻密に計算していくと、一人の女性を巡って平均13.3人の男性が争っている事になるという。こういう状況になると、中身がどうであれとりあえずセックスしたいと考える男が、女の中身を見ずに無条件でチヤホヤしはじめる。そして女は中身を磨く事をやめる。女は性的に上の立場に立っただけなのに人間的にも上であると勘違いを始め、フェミニズム思想に走っていくことになるのだ。日本のバブル期などは典型的である。男達はアッシーだのメッシーだのに進んで甘んじ、女を甘えさせ、堕落させた。

 しかし不思議なのは何故このようなフェミニズム思想が現代において噴出してきたのだろうか、という事である。過去にもこのような現象はなかったのであろうか。実は例外である女権社会を除いて、現代までフェミニズム思想は発生していない。ちなみに女権社会の発生にはいくつか条件があり、その内最も重要な要素は安定した気候と豊富な食物、戦争の危険のない地勢的に奇跡のような場所、に限られる。尤もこれらの女権社会もグローバリゼーションが行き届いた現代社会ではその安全性は保障されず、生産効率の悪い女権社会は変革を迫られている。

 話が横道に反れた。ではフェミニズムはどうして起こったかを具体的に解説しよう。
 まず第一に医療の進歩が挙げられる。古代の医療技術では男児は4人に3人は3歳以内に死亡していた。テストステロンという男性ホルモンが免疫力を弱めてしまうため、女児に比べると男児は死亡率が圧倒的に高い。もうこの時点で男女比は1:3に近くなっていたのである。そして戦争で男は大量に死ぬ。なので男女比は更に凄まじいことになっていた。女児は労働力として使い勝手が悪く、レイプされて妊娠してしまったりと厄介だったので生まれた途端に生き埋めにしていたりしたようである。古代~中世そして近世までこの流れは続く。女が大量に余っていたので、セックスの需要と供給バランスは均等に保たれ、フェミニズム思想なんて出る幕もなかった。

 近世に入る。医療がだいぶ進歩してきて、男女比は以前ほど開きがなくなってきた。しかし度重なる戦争のため、矢張り多少女余りになる。とは言え今ほど家電製品が発達もしていなかったので、女には女の職が多数存在し(洗濯屋など)、実は現代の女より自立していたのである。意外なことだが、この時代は男女がそれぞれの役割を全うし、歴史上最も男女平等な社会だったのである。日本で言うと明治時代である。女の側は自立して食べていくことが出来たので対して夫に対して特別貞淑なわけでもなく、夫が気に入らなかったら愛人に乗り換えなどして過ごしていたようである。20世紀も中盤に入ると家電製品が進歩し始め、女の職がなくなり始めると、女は男の経済的庇護なしには生きていけなくなった。ここに完全男尊女卑主義が成立し始める。当然女は面白くない。

 そしてインフラの発達により女は女の仕事を奪われた。女に頼らなくてもよくなった男達は男尊女卑思想を加速させる。だがこれにストップをかける事件が発生する。世界大戦である。二度の世界大戦は国家同士の凄まじい消耗戦になった。国家は非戦闘員まで動因して戦争のための生産にあたらせた。この時、今まで職がなかった女達にも軍需工場で仕事を与えられ、ある程度稼ぎが出来るようになった。国によっては女を兵士として使った。女はここに活路を見出したのである。自分達も男と同じ仕事をして男化すれば権力を取り戻せると考えた。ここから女の逆襲が始まる。それはまず参政権運動から始まった。しかしこれはまだ納得できる範囲の正しい行動であって、今のフェミニズムほど馬鹿げた要求でもなく、あくまで同権を求めるだけであった。

 さて第二次世界大戦を乗り越えて、平和な時代が到来した。戦争からの帰還兵達があちこちで家庭を作り、ベビーブームを引き起こした。この時生まれた団塊の世代と呼ばれるこの第二次世界大戦参加国に共通して存在する世代は、教育者の圧倒的不足により、教育面で他の世代に比べて充足を得ることが出来なかった。最大の失敗は「正しい母親のあり方、正しい父親のあり方」を教育されなかったことである。
 この団塊の世代は自分達がそうであるように、自分達の子供に正しい親のあり方を示すことが出来なかった。こうして家族というものの大切さを忘れ、個人主義に走り出した団塊の世代達、そしてその子供達によって過剰なフェミニズムがスタートする。
 
 通常正しい父親というものは、自分の娘の世代に手を出したりすることはない。正しい母親は、娘に正しい貞操教育をする。だが、団塊の世代の男と団塊ジュニア世代の女はお互いに正しい見の振り方という教育を受けていない。団塊の世代の男はいかにしてマスコミを通じて娘世代を馬鹿にさせて股を開かせるか、そして団塊ジュニア世代の女はいかにして自分を高く売りつけて経済的、精神的に依存するかばかり考えるようになった。団塊オヤジは娘世代女に中身など求めなかった。だからいかにして外見を磨くかを競い合わせるように情報操作し、愛人向けの女を大量生産しようとした。娘世代の女側も自分達にとってそっちのほうが楽なので、それに乗っかった。つまりまんま先のセックス格差で述べた通りの展開を見せたのである。

 一方で男化していく女達の要求はとどまるところを知らない。男女雇用機会均等法という爆弾が落とされ、人類を堕落させるフェミニズムという思想が加速していく。現実問題、男と女を比べるとほとんどの場合男向けの仕事の能力で女は劣ってしまう。能力主義、機会の均等ならば文句はないのだが、フェミニズム団体が求めたのは結果の平等であった。ここに最大の過ちがある。「女だから劣っててもしょうがないじゃん。でも平等に扱わないと差別だからね。」という不当な要求を馬鹿な先進国の政治家達が、得票欲しさに認めてしまったのである。ある意味民主主義の構造的欠陥とフェミニズムはセットであるとも言えよう。これが更なる悲劇を生み出した。事実上男化女は都合の良い部分だけ性差を持ち出して国家の保護を要求し、都合の悪い部分は旧来の男尊女卑思想に甘えるというダブルスタンダードを使い出したのである。

 社会は著しく非効率的となり、旧来女の役割であった家庭を保つという仕事を誰もしなくなった。家庭は崩壊し、人々は未来に希望が持てない社会になってしまった。フェミニズムを推奨した国家は軒並み離婚率やシングルマザー率が半端なく、犯罪率は右肩あがりで財政状況はガタガタである。まさに誰得状態。当の男化女達も一生自立して働いていこうなんて考えているのは全女人口の1割もいない。(これは欧州のデータである)つまりフェミニズムを推し進めてきた連中がフェミニズム社会など絵空事だと自覚しているのである。これでは全員が死に向かって行進しているようなものである。

 しかし、これらのフェミニズムの流れとは無関係な国々があった。民主主義の欠陥とは無縁であった共産主義国家、未だにドンパチ戦争を続けている国家、そして、イスラームである。

 スウェーデンモデル、聞いたことがあるだろうか。1970年代以降の日本はアメリカのウーマンリブの影響を受けて、女性の社会進出、そして福祉国家の模範としてスウェーデンモデルを目指した。スウェーデンは税金で福祉をまかない、老人や社会的弱者が社会的強者の保護を受けて安らかに暮らすという国策に出た。更にスウェーデンは世界一フェミニズムの国家であり、アファーマティブアクションによって、男女の社会進出率を同じにするという政策を行った。フェミニストや福祉を謳う偽善者から見ればまさに理想の国家である。そんなスウェーデンだが、実態はどうなっているのだろうか。

結果はこうだ。
・離婚率50%以上
・シングルマザー率7割
・自殺者は毎年2000人程度で、そのうちの25%が29歳以下
・女の社会進出率は世界一だが80%以上はパートタイマー
・10万人あたりで、強姦事件が日本の20倍以上、強盗は100倍以上。10万人あたりの平均犯罪数は、日本の7倍、米国の4倍。
・国が伝統的な家庭の仕事を肩代わりしているが、その費用は毎年増大している。その結果スウェーデン人の税負担は75%に達している

 どうしてこのような事になったのか。それは多くの文献で認められている通り、「家庭の崩壊」がもたらした結果なのだ。スウェーデンは声高らかにフェミニズムと福祉の充実を謳った。結果として女は自己の権利ばかりを主張し、完全個人主義に走った。家庭というものをおざなりにし、個人の利益と快楽を優先した。フェミニズムの弊害たるやひどいもので、アファーマティブアクションによって公的機関の職はほとんど逆差別的に女にとられる。しかもアファーマティブアクションによって女は能力が低いままその職務に就くため全体的な生産力は低下する。

 また、職務の内容を見ても男の職種は160前後に広く分散しているが女の場合は20種前後の特定分野、特に公共の福祉部門に集中する結果となっている。結局女の社会進出なんて絵空事だったわけで、ほとんどすべての女は経済的責任の低い楽な仕事にしか就きたがらなかった。つまり女は自立したいがために、自分の子供、親を施設に預け、カネをもらって、他の子供、老人の面倒を見る。そしてその収入の多くが税金に消えていく。なんという本末転倒であろうか。

 さらに家庭崩壊はゲトー社会を形成するという側面を持っている。前回のエントリ、女脳社会2 http://www.uchidatakahiro.com/sickjapan/20091113_151.htmlで述べた通り、シングルマザー家庭では女脳の人間しか育たない。だから犯罪率が高まる。これはアメリカの黒人社会問題やドイツの教育問題を参照にしてもらえばよくわかるであろう。日本では暴走族がよく出てくる団地を想像していただくとわかりやすい。

 スウェーデンの女は「女は女であるというだけで価値がある」という馬鹿げたフェミニズムに毒されてしまい、家庭を見失った。自分中心主義に陥り、世界の主役が自分だと勘違いして好き放題生きてしまった。結果として誰も結婚してくれなくなったので、彼女らはイタリアなどの南欧に出かけ、男を買い、子を産んだ。しかし南欧男は無責任なので当然逃げる。そして彼女らはシングルマザーとして母子手当てを受けながら生活している。これらの税金を負担するのは彼女ら自身と、スウェーデンの男達である。尚、年金もスウェーデンは女は男より払う額が少なく、男より貰える額が多い。

 男のほうは悲惨である。散々好き放題生きてきたスウェーデン女のツケを払いながら必死で働いている。当然社会が面白くないのでグレて犯罪に走る。想像してみたまえ。真面目に頑張っても何ひとつ報われる事なく不真面目に生きている女のツケを払わせられる社会。こんなのバカバカしくてやってられなくなる。ヤクザになって税金を払わず生きる道を選ぶのは当然であろう。

 更にこのようなフェミ女の下に生まれた第二世代の子供も悲惨である。都市部での家庭の構成割合で、最も多いのは母子家庭、その次に多いのは連れ子の夫婦、3番目が両親とも生みの親という家庭のため、学校でも両親が「生みの親」という子は20%程という状態だ。こんな不安定な家庭環境の下グレないわけがない。こうして女のツケを払い続けた男と、その女の子供達はグレにグレて犯罪に走りまくる。この国に希望なんてモノはないのだ。

 フェミニズムという害悪でしかない発想はいい加減やめるべきである。フェミニズムを推奨するとどうなるのか、それはこのスウェーデンという国家が身を以って提示してくれた。アメリカも馬鹿げたことに必死でその後を追っている。アメリカは福祉を謳ってはいないのでスウェーデンほど悪夢が加速することはないであろうが、日本はどうであろうか。今現在でさえも皆が偽装離婚をした瞬間に国家が破綻するというのに、更に福祉福祉と息巻いている。このままこの国がフェミニズムと福祉を謳うなら、破滅は目に見えている。

 尤もこの内田貴洋はもう手遅れだと思っている。主婦の遺族年金制度、ベトナムやインドネシアに買春しにいく日本女、介護にばかり予算を割く行政、アファーマティブアクション・・・

 

 女がセックスするのに掛かるコストというのはほとんどないに等しいと言える。最低限髪型と体毛処理さえ施していれば、セックスだけなら8割以上の確率で成功する。しかも自分から100%アプローチをかける必要もない。事実ビッチスイーツは驚くほど多くの男とセックスしている。

 男の場合はどうだろうか。セックスに掛かるコストというのはとてつもなく高い。まずターゲットとなる女に近寄る。この時点で成功率が3割。そこから仲良くなるのに成功率は2割。更に口説き落とすのに成功率は1割もいかない程度であろう。最終的には1%未満という数字である。その上きちんとした社会ならば、結婚しなければセックスは出来ない。

 だが男がセックスするのに暴力という手段を使うことをためらわなければ、8割以上の確率で成功する。この暴力という手段にためらいがない男をレイプ魔と呼ぶ。両者はただ欲望のままにやりたい時にやりたい男とやりたい場所でやるという性的モラルの欠如という点では全くの同義である。

 しかし殆どの男は良心や理性が性欲に勝り、レイプする事はない。が、ごくまれに理性や良心が全くなく、レイプばかりしている男がいる。このような男は社会的制裁、もしくは個人的報復を受ける。

 ではビッチスイーツはどうだろうか。やりたくなったら適当に男友達に電話をかけて誘惑すればそれで事足りる。理性も糞もない。本能の赴くがままにセックスしまくっている。しかもビッチスイーツのタチの悪い所は、自分が理性もなくただ欲望のままにやりたい時にやりたい男とやりたい場所でやっているという性的倫理観感がレイプ魔のそれと変わらないという自覚がない所である。それどころか「それだけ多くの男に愛された」とか言って自分を美化しちゃってる始末である。レイプ魔が「俺は多くの女を愛した」とか言ってるのとあまり変わらない。

 だがビッチスイーツは社会的制裁を受ける事は全くない。少なくとも法的には全く制裁を受けない。昔の日本や諸外国ではビッチスイーツは社会的制裁を受ける。そもそもBitchという単語の存在そのものがそれを物語っている。昔の日本ではサセコちゃんなどと呼ばれたりして迫害されたものだ。ところが今の日本では糞フェミ思想に毒されたマスコミがビッチスイーツ人生を女の生き方の模範のように取り上げ、男に我慢をさせている。これは間違っている。ビッチスイーツはレイプ魔と同じメンタリティの持ち主であるから、本来迫害されるべきものなのだ。

 南アフリカという国がある。男はほとんどがレイプ魔である。赤子のうちからレイプされる。こんな国に女として生まれたら将来への希望など殆どない。ビッチスイーツだらけの国の男も同じ思いをする。女が全員ビッチスイーツでは将来自分が家庭を持つ希望がゼロなってしまう。きちんとビッチスイーツを迫害しないと未来への希望が持てない社会になってしまう。

 ところが大衆はマスコミの思い通りに操られ、処女がダサいなどと男までもが抜かしだす始末。正しい価値観から言えば経験豊富=ただの色情魔、ゴミなのであるが、どうもこの国の民衆は竹槍でB29を落とそうとしていた頃からあまり変わっていないらしく、なかなか洗脳から抜けない。一番ひどいと思ったのは、自分の母が処女婚だったことを「ぶっちゃけ恥ずかしいんだけど、俺の母親は処女で結婚したんだよね。」などとクレイジーな発言を私にした男がいた事である。おそらく彼の価値観の中ではレイプ魔=イケてる、なのであろう。頭がおかしい。

 こんな頭のおかしい人々ばかりの世の中だからビッチスイーツは自らの性欲の赴くがままにいろんな男とやりまくっても誰にも後ろ指さされる事なく堂々と生きているわけだ。男で言うと「あ、あの女かわいい。やりてー。レイプしよう。」こんな感覚で生きているわけである。だが誰もそれを間違っているとは指摘しない。これこそまさに糞フェミの思い通りの世の中である。男のレイプ魔は下手すりゃ死刑になるのに同じ性的モラルのビッチスイーツは女だから、という理由でOK。むしろ美化されている。これはおかしい。社会が女に欲望のままに生きることを推奨している。こんな事をしている文化は間違いなく滅びる。
 
 実はこれは日本に限ったことではなくすべての糞フェミ国家で起こっている問題なのである。アメリカでSEX AND THE CITYというビッチスイーツどものライフスタイルが描かれたドラマが大ヒットした。これはそれまで迫害されてきていたビッチスイーツの生き方を肯定する内容だったからヒットしたのである。アメリカでビッチスイーツが公的に市民権を得た証拠である。
 なんとふざけたことに日本でもこのドラマはウケている。それはそうだ。大事な自己肯定のためのツールであるからだ。「彼女達みたいに欲望のままに生きてても問題ないんだ!」と、背中を押してもらえるのである。

 内田貴洋はこの腐った日本の現状を嘆くと共に、いずれ正しい価値観が復活し、ビッチスイーツ共が日本社会の大きなお荷物になる事を危惧する。ビッチスイーツの人生は20代前半で終わる。残りの人生はいかにして他人の足を引っ張るかばかり考えるようになるからだ。

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