今回は内田貴洋王国の政治システムについて述べる。内田貴洋王国はイスラム原理主義の政教一致を原則とする。但し、ウラマーによってクルァーンの解釈を変えることは認められている。つまり宗教的権威と政治的権威は一致してるものの、ワッハーブ派のような原点回帰運動とは間逆のベクトルを突き進む。進歩的イスラム、好戦的イスラム、合理的イスラムを目指すのである。
前に述べた通り、内田貴洋王国はクラスE取得者が得票権を持つ、議会制の国である。しかし民主主義ではない。君主制の国家である。法案や政策の立案は国王しか行うことができない。そしてこれを議会に通し、全議員が肯定しない限り、この立案が通ることはない。つまり一人でも反対すればアウトなのである。議員達は優れた政治家であり、ウラマーである。個々がどのような理由で反対なのかをきちんと名言し、反対の意思を表明すればその立案は通らない。
このシステムは民主主義の時間がかかりすぎる欠点と、衆愚政治になる欠点を補い、君主制の迷走する欠点と独裁政権になる欠点を補うものである。尚、議員達は私生活で自分が議員であるとバラしてはならない。これは贈賄を防ぐと共に、反対者暗殺といった弊害を避けるためでもある。そして特定のグループが自分たちの利益ばかり追い求めて国をつぶすことも防ぐことが出来る。なぜならお互いに誰なのかわからないからだ。
議会はPC大好きな内田貴洋らしく、掲示板方式で24時間稼動される。こうすることによってより正確な議論が出来る。ソースの引用も簡単である。また、某国のように国会で寝てる議員などといった税金の無駄遣いをすることもない。未解決の議題もどんどん溜まっていくことになる。この内田貴洋は時間がないからこれで終わり!といった妥協が大嫌いなのだ。
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