» 2012 » 7月 » 18のブログ記事

 俺王国の音楽はナシド以外歌詞すべて禁止である。理由は歌詞をつけると善悪の判断もつかない子供が刹那主義、恋愛主義、ギャングスタに走ってしまうためである。

 また、売り手のほうもそのほうが売れるので刹那主義、恋愛主義、ギャングスタの曲ばかり発表する。そこに真の芸術など存在しない。そもそも真の音楽という芸術の中では、ヴォーカルなど邪魔な存在なのである。

 俺王国はドラッグすべて合法なので、音楽のレベルは異常なほど高い。また、トークボックスを使ったラップは合法である。管楽器を使用し、ブレイクビーツに即興で合わせるという面白い音楽スタイルも存在する。

 そして音楽ファイルのダウンロードに違法というものは存在しない。この内田貴洋は生演奏で稼げる人間のみをミュージシャンとして認めているからだ。事実、ライブのほうがCDよりも良い歌手はライブで随分と稼ぐ。そもそもこのような稼ぎ方こそがミュージシャンの正統であり、録音した音楽をCD等にコピーして利益を上げているのはただのエフェクト屋である。
 実際問題彼らは生で表現できないような手法を取り入れたり、一発取りでなく繋ぎでレコーディングしていたりする。こんなものをミュージシャンとして認めてはならない。これならどんなに下手糞でも、どんなに才能がなくても金を稼げてしまう。最終的には金とコネを持っている奴が適当な奴にはした金で曲を作らせて、金でスタジオミュージシャンに演奏させて、金で編集した曲を売ってミュージシャン気取りをするようになる。90年代の日本なんていい例である。なのでこういうのは認められない。

 俺王国のミュージシャンのメディア露出についてだが、当然女は顔を出してはならない。これは女の性質の常で、自分より美しいものには嫉妬し、実力を認めないからだ。また男側も美貌に釣られてありえない評価を下したりしてしまう。これではまともな女ミュージシャンは育たず、女性差別を加速させることになってしまう。よって女ミュージシャンが顔を出すことは違法とする。男も化粧したりするのは禁止である。

 戦争の歴史を紐解くと、青銅器から鉄器の時代、歩兵戦術から騎兵集団戦術、騎兵集団戦術から散兵戦術の時代と様々な転換期があった事がわかる。そして相手をどの地点で叩くかというのがポイントとなり、相手が陣形展開する前に攻撃する事を重視したために戦場が陸―海―空と移り変わった。現代戦では制空権を確保する事が最重要項目である。

 だが実は完全なる空の戦いというのは距離が近くないと不可能であり、太平洋、大西洋に面した国の殆どは航空母艦をベースとした戦術を取るのが実情である。言うまでもなく航空母艦は艦と名前がついている通り、海の道具である。上に挙げたセオリー、すなわち敵が陣形展開する前に敵を攻撃するという法則に基づくと、この航空母艦が出航した直後にこれを沈めてしまえば自軍の損害はほぼゼロで敵に大損害を与えることが出来る。制空権の確保も容易になる。

 さてそこでこの内田貴洋が考えるのは潜水艦防衛システムである。海の中というのはまだまだ未知の領域で、今後重要視される戦域である。世界で最も神に近い内田貴洋はこの重要性をいち早く見抜いていた。

 そこで俺王国の潜水艦防衛は以下のように行う。
・ 航空母艦ならぬ潜水艦母艦の建造
この潜水艦母艦は戦闘潜水艦、輸送潜水艦、機雷艦の母艦となり、自らが浮上する事はメンテナンスの時以外ない。食料や物資、人員の補充は付属する補充艦が行う。内部には圧力弁を備えたドッグがあり、ここから様々な潜水艦が出航していく。
・ 戦闘潜水艦の建造
 航空機の戦闘機と同じである。単座または複座で、潜水艦同士の戦闘に特化している。敵の駆逐艦、巡洋艦、空母に攻撃を行うのもこれである。
・ 機雷艦
これは航空機で言うと爆撃機にあたる。機雷をばら撒く事と、その回収が主な任務である。

これらの潜水艦達に、対地対空ミサイルを備えた従来の潜水艦を加えたものを1チームとし、世界中の海に潜らせておく。こうする事によって敵(主にアメリカ、中国、ロシア)の部隊が出動する前にそれを叩いて沈めてしまう。以上内田貴洋の世界で最も進んだ国防論。

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